2009/01/25 (日)

小久保選手、増量作戦でパワーアップ

グラウンドでロングティー打撃を行った小久保選手
グラウンドでロングティー打撃を行った小久保選手

  小久保裕紀内野手(37)がパワーアップの増量作戦で自己最重量の体重90kgに肉体を鍛え上げた。昨季は20本塁打に終わり、夏場以降のパワー不足を痛感。昨年11月から継続している筋力トレの成果で、渡米前の87kgから3kg増。今季はあと34本に迫る通算400本塁打、さらには秋山監督が持つ「437本塁打」に挑戦する。
  Tシャツの上からでも肉体の変化が分かる。一昨年の開幕前の89kgを更新する自己最重量。「90kgにこだわらず、いけるとこまでいこうと思ってやってましたけど。体を大きくしたいんでね」。昨季の悔しさ、反省から最重量化計画が生まれた。昨季は左かかと痛など故障の影響で20本塁打に終わった。100試合以上出場したシーズンでは自己ワーストだった。「8月以降に体がへばってると感じることが多かった」。8月以降は筋力トレも控え、結果的にパワー不足の原因ともなった。
  目標とする秋山監督1年目の今季、主将の肩書も加わる。「もう1度、やってきたこと、進むべき道を考える時期がきた」と決意を示した。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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