2009/01/27 (火)

巽投手、オープン戦開幕投手に名乗り

ブルペンに入った巽投手は力強く投げ込む
ブルペンに入った巽投手は力強く投げ込む

  ドラフト1位、巽真悟投手(22=近大)が開幕ローテーション入りに向けへ「オープン戦開幕投手」に照準を定めた。26日に福岡市の西戸崎合宿所で、視察に訪れた秋山幸二監督(46)の前で初めてのブルペン投球を披露。捕手を座らせて80球を投げ込み、指揮官をうならせた。順調な仕上がりを見せる即戦力右腕は、オープン戦初戦となる2月28日の広島戦(都城)での登板に意欲を示した。
  巽投手は無心で右腕を振り抜いた。「いつもと変わらず投げた」。秋山監督の前で初めて披露したブルペン投球で捕手を座らせ、スライダーなど変化球を交えて今年最多の80球。3度目の視察となった秋山監督は「しなやかだね。(自分の)武器を持っている。キャンプが楽しみ」と目を細めた。さらには西武・西口投手を引き合いに「腕の振りが似ている」と評価。未来のエース候補の姿を、同じ細身の通算159勝右腕に重ねた。
  2月28日にオープン戦初戦として行われる広島戦(都城)について「チャンスがいただけるなら投げたい。準備しておきたい」と登板に名乗りを上げた。2月中旬の紅白戦登板を目標に調整を進める巽投手も「まだ今ひとつ、ストレートが走ってない気がする。もっと球数を増やしたい」と今後は1日100球以上の投げ込みでペースを上げる予定。晴れ舞台へ向けて、1歩ずつ階段を上がっていく。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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