2009/02/02 (月)

巽投手、プロとの“初対戦”でイメージ通りに制球

巽投手は投球練習を終えて高山コーチ(右)、水島新司氏と話し笑顔を見せる
巽投手は投球練習を終えて高山コーチ(右)、水島新司氏と話し笑顔を見せる

 ドラフト1位巽真悟投手(22=近大)がキャンプ初日に辛口採点を受けた。秋山監督ら首脳陣と観衆、報道陣の視線を集めてブルペン入りし、直球とカーブ、スライダー、チェンジアップで計85球。それでも高山投手コーチは好素材の評価をしつつ「もう少し体幹が必要かな。体全体を使う投げ方だし、体の線がブレている。これは体がやせているとかは関係ない」と、あえて問題点を指摘した。しかし、先輩からは高評価を受けた。ブルペン投球中に目慣らしに来た本多選手が左打席に入ると、独自の握りで昨年末から編み出した通称「タツミボール」と呼ばれるチェンジアップを試投。「左打者に投げるのを想定してやってきたので、投げられて良かった。だいたい狙ったとこに行った」と、プロとの“初対戦”でイメージ通りに制球。10球種を操る技巧派の片りんを見せた。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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