2009/02/02 (月)

松中選手、初日に12アーチと好調を猛アピール

汗を光らせながらティー打撃を行う松中選手
汗を光らせながらティー打撃を行う松中選手

  松中信彦外野手(35)が1日、キャンプ初日のフリー打撃で56スイング中、12アーチと好調を猛アピールした。野球人生最後の国際大会と位置付ける3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、前回大会の不動の4番がエンジン全開だ。
  計56スイング中サク越え12発。99スイングで15発だった昨年の初日に比べても、仕上がりの良さは明らかだ。「自主トレをしてきたんだから、それぐらいいかないとダメでしょ。こうやって示さなきゃダメ」。当然と言わんばかりに胸を張った。
  今大会へ向けた意気込みの表れだ。96年アトランタ五輪、00年シドニー五輪、06年WBCに出場したが、今大会は「日の丸をつけて戦うのはこれが最後になると思う」と野球人生最後の国際舞台と位置付けている。打順については「何番でもいい。監督が決めること」と公言しているが、前回大会では不動の4番としてチームトップの打率4割3分3厘を残し、世界一に貢献した実績がある。今大会でも主砲候補に名が挙がるのは間違いない。キャンプ初日を振り返り「ここ何年かはない感じ」と絶好の手応えを口にした。ホークスの主砲、さらには日本の4番として暴れ回る1年がスタートする。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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