2009/02/03 (火)

杉内・和田投手、WBC先発枠“増設”へ猛烈なデモ

WBCに選出されている左から和田毅投手、馬原孝浩投手、杉内俊哉投手の3人はそろってブルペン入りし投球練習する
WBCに選出されている左から和田毅投手、馬原孝浩投手、杉内俊哉投手の3人はそろってブルペン入りし投球練習する

 杉内俊哉投手(28)和田毅投手(27)が日本代表の先発枠“増設”へ猛烈なデモだ。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表候補に選出された両左腕が、宮崎キャンプ視察に訪れた同代表の山田久志投手コーチ(60)らが見守る中、ブルペンで熱投。仕上がりの早さに太鼓判を押された。原辰徳監督(50)がレッドソックス・松坂投手、日本ハム・ダルビッシュ投手、楽天・岩隈投手の先発3本柱に左腕1人を追加する可能性を示唆。ホークスが誇る左腕コンビが、さっそく立候補した。
 真っ先に捕手を座らせたのは杉内投手だ。「刺激というか、山田さんが来られると聞いていたので。そんなに気にはなりませんでしたが」。ネット裏に駆けつけた山田、与田両WBC日本代表投手コーチらを視界に感じながら、51球。チェンジアップとスライダー、そしてWBC公式球の影響で曲がりが大きくなったカーブを交えた。
 刺激された和田投手も投球ピッチを上げ、先行した杉内投手の球数を途中で抜き去り、67球。左腕を縦に振ってフォームの確認を行った。隣で公式球の滑りに苦戦する馬原投手を尻目に「球の滑りは全然、気になりません」と涼しい顔だった。
 投球を終えると山田コーチは「見た感じ、非常にいい仕上がり。ソフトバンクの3本柱はしっかりしている。コンディションもいい」と仕上がりに太鼓判。ホークスが誇る両左腕は世界舞台での先発に向けて、モチベーションは高まっている。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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