2009/02/11 (水)

巽投手、紅白戦の「開幕投手」に

ブルペンに入った巽投手は力強く投げ込みをする。右は高山コーチ
ブルペンに入った巽投手は力強く投げ込みをする。右は高山コーチ

  ドラフト1位、巽真悟投手(22=近大)が17日から始まる紅白戦(アイビースタジアム)で「開幕投手」を務めることが10日、分かった。高山投手コーチが先発起用を明言し、先発ローテーション入りを狙う即戦力右腕に真っさらなマウンドが用意された。この日のブルペン投球では同コーチから今キャンプ初めて技術指導を受け、セットポジションの時間短縮を求められた。
  高山コーチは「先発でいく予定です」と明言し、新生ホークス初実戦で「開幕投手」を任されることになった。球団名がソフトバンクに変更後、ルーキーがキャンプ最初の紅白戦に先発登板するのは初のこと。この日の巽投手はキャンプ7度目となるブルペン投球で、115球の調整。「今日は70~80球かもっと少なくしようと思ったけど、納得できない部分もあったので」と予定をオーバー。終了後に高山コーチからセットポジションでの静止時間を短縮するよう指示された。「止まりすぎるとボークになると審判の方がおっしゃってたそうです。高山さんからは間延びするとリズムが出ないと言われました」。巽投手は左足のつま先でリズムを取るように2度地面を踏むことから投球動作を始めていたが、その左足の踏むリズムを2回から1回に減らすなど、対策に乗り出した。即戦力右腕が間もなく真の姿を披露する。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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