 | ケース打撃で堂上選手はマスクをはずし大声で指示を出す | 育成ドラフト5位、堂上隼人捕手(26=四国九州IL・香川)が、明日14日からのキャンプ第4クールでA組(1軍)昇格することになった。この日、初めて1軍のケース打撃練習にメンバー招集され、定評のある守備力をアピール。秋山監督が昇格を明言した。今後、捕手のポジション争いに生き残れば、支配下選手登録への道が開かれる。 初めて呼ばれた1軍のケース打撃練習終了後、秋山監督が明言した。「次クールの昇格?堂上と福田かな。福田はシート打撃(だけの参加)。堂上は宿舎ではミーティングもやっているからな。いろいろ吸収しないと」。ここまで堂上は2軍メンバーながらシートノックなど部分的に1軍合流してきた。が、次クール以降は、宿舎も完全に1軍へと引っ越し。高谷選手、田上選手、山崎選手と正捕手のポジション争いに参戦することが決まったことになる。角田球団代表が「支配下選手登録?このまま競争に残れば。枠も空いている」と話したように、3枠ある支配下登録の可能性は十分にある。「僕はまだ育成の立場。アピールし続けるしかない。キャッチボールの時から送球でアピールしないと」(堂上選手)。3月に27歳を迎える遅咲きルーキー。4月3日、シーズン開幕時には、大輪の花を咲かせているかもしれない。 |