2009/02/16 (月)

小久保選手、シート打撃で「マッチョ弾」

シート打撃で左越え本塁打を放つ小久保選手
シート打撃で左越え本塁打を放つ小久保選手

  小久保裕紀内野手(37)が「マッチョ弾」を放った。15日、シート打撃で新外国人のファルケンボーグ投手から、左翼席へ「今季1号本塁打」をマーク。今季、パワーアップのため体重90kgへの増量とそのキープに全力を注ぐチーム最年長スラッガーが、自ら「抑え気味」というペースの中、豪快アーチで増量効果を証明してみせた。
  新助っ人ファルケンボーグ投手の失投を見逃さず、真ん中に入ってきたフォークボールをコンパクトに振り抜いた。打った瞬間にそれと分かる本塁打。左翼席最深部への推定130m弾に「真ん中だからね。打たないとね。でも、体を大きくしてきたのがマイナスではないというのが分かったよ。昨年より7kgくらい違う」。体重90kg。自身初の大台でキャンプイン。一回り太くなった両腕には、今季取り組んだ増量の収穫がしっかりと感触として残っていたはずだ。
  主砲の順調な調整ぶりには、秋山監督も笑みをこぼした。「小久保は(練習から)いい感じでとらえているよな。存在感があるよ」。昨年20本塁打に終わった背番号「9」が、今年は名実ともに大きく見える。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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