 | 1回裏紅組無死三塁、中村選手は適時打となる三塁打を放つ | 外野手のポジション争いが激しいホークスに新星!2年目の中村晃外野手(19)は176センチ、81キロ。細身の体に、あどけなさが残る顔とは裏腹に、紅白戦で猛アピールだ。 1回裏無死三塁での1打席目。ライナー性で中堅の頭を越えた。「最低でも犠牲フライの場面。(カウント2-2と)追い込まれていたので必死に食らいついていこうと思った」。3回には遊失で一塁に生きると、二盗に成功。8回は足で稼いだ二塁内野安打。さらに、8回の守備では2死満塁で中西選手の左前安打を処理すると本塁へレーザービーム。二塁走者の松田選手を本塁で楽々と仕留めてみせた。「外野をやり始めて間もないので、どんなところでもアピールしたい。外野もできると思ってもらえたら、うれしいです」(中村選手)。昨秋のキャンプ、2軍だった中村選手を1軍昇格させたのは秋山監督。まさに「秋山ホークスの秘蔵っ子」。秋山監督は「打つのは十分(1軍で)通用するものをもっている。走る気持ちもある。守備も(本塁返球で)伸びる球を投げている」と走攻守での動きを絶賛した。 |