新垣渚投手(28)が23日、今季に向けカーブを“解禁”する計画を明かした。「今年(の変化球)はスライダーとカーブの2つでいくつもりです」。昨年後半から変化球はスライダー一本に絞ってきたが、封印を解く決意を固めた。昨年10月の右ひじ遊離軟骨除去手術以来、初めて打者と対戦した21日のケース打撃(B組)で試投。全54球中3球でカーブを投じ、すべて見逃しのストライクを奪った。「緩急が使えるようになる」と効果を実感した。ブルペン入り再開前の1月の段階では「自分には(変化球は)1種類しかない」とスライダー一本勝負を継続する予定だったが「固定してしまう必要もないかなと」と方針転換を決めた。今キャンプ期間中はB組でリハビリに専念する予定で、回復も順調。新垣投手本人も「何とか開幕に間に合わせたい」と開幕ローテ入りに意欲を燃やす。 |
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社) |