多村仁選手(31)が「親指スパイク」で新人工芝を攻略する。新装されたヤフードームは芝の長さが従来の26mmから63mmと大幅に伸びたが「(人工芝のメーカーが)横浜の時と同じなんで」と苦にすることなく、緑の上を駆け回った。今季からスパイクのメーカーを変更。踏み出す時に最も体重のかかる母趾球(ぼしきゅう=親指の付け根)部分を囲むように3枚の歯を配置して、親指部分にも歯を着けた。キャンプ中に試作品を使用して、3度も改良を重ねて納得の一品を完成させた。「今年は期待してもらって結構です」。足固めを完了して、新装された本拠地で暴れ回る。 |
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社) |