「外野サバイバル」が熱くなってきた。この日、新外国人のクリス・アギーラ選手(30=メッツ)が、外野争いに本格参戦した。 6回表。松中選手に代わり、代打で来日初出場。詰まったものの、しぶとくライト前にポトリと落ちる二塁打を放った。右ひざを痛め、ここまで実戦出番なしの助っ人は「結果は関係ないよ。足は100%ではないが、問題ないと思っている」とサラリ。10日からの関東遠征で左翼の守備につく予定だ。新戦力の加入が刺激になったのか、この日は外野手が安打を量産。城所選手が2安打1盗塁、中西選手は2打数2安打1打点。チーム11本の安打のうち、6本が外野陣のものだ。秋山監督は「中西は調子いいね」と、若手の奮起を喜んだ。
(提供:西部日刊スポーツ新聞社)