多村仁選手(31)が、オープン戦初の長打となる二塁打を放ち、初打点を挙げた。3試合連続となる6番で先発出場。昨季は4月に右足ひ骨を骨折し、39試合の出場だった大砲が今年にかける思いをバットで示した。4回2死。ここまで8三振と巨人先発グライシンガー投手に苦しんでいたが、4番松中選手の二塁打から1点を奪い、2死二塁で多村選手が中堅フェンスまで届く適時二塁打で意地を見せた。多村選手は「状態はいいです。(10日からの)東京遠征で徐々に打席数を増やしていきたい」。チームは3番松田選手をテスト中。背番号「6」が6番で結果を出した事で、新たな攻撃の形が見えてきた。 |
関連リンク > 関連リンク > |
(提供:西部日刊スポーツ新聞社) |