2009/03/21 (土)

大隣投手と巽投手が「近大完封リレー」を完成

巽投手は2軍戦に登板して5回を無失点に抑えた
巽投手は2軍戦に登板して5回を無失点に抑えた

  大隣憲司投手(24)の1軍復帰が決まった。20日、2軍交流戦の福岡レッドワーブラーズ(四国九州IL)戦(雁の巣)に先発。4回を投げ、2安打無失点と好投。試合後、1軍首脳陣が今後の調整方法を話し合い、23日に1軍合流し、26日の阪神戦(ヤフードーム)に先発することが決定した。昨年10月に左ひじ手術を受け、2軍調整を続けてきた左腕は、この日の投球を「変化球もしっかりコントールできた」と振り返った。直球もスライダーも狙いどおりの場所に決まり、最速141km/h、奪三振は6。大隣投手は「ひじはもう全然問題ない」。視察に訪れた高山投手コーチは「腕が振れていて軸もブレてない」と評価した。
  またドラフト1位巽真吾投手(22=近大)も先輩に負けじと好投した。福岡レッドワーブラーズ戦の5回から2番手で登板。5回3安打無失点で、2学年上の大隣投手と「近大完封リレー」を完成させた。「点を取られないことが最低限の課題だったのでよかった」と白い歯を見せた。斉藤2軍コーチも「直球も威力があった。あくまでローテ入りを目指して準備をさせる」と説明した。新垣投手、大隣投手など手術明けの投手がいる事も考慮し、巽投手をいつでも1軍で投げられる状態にしておくつもりだ。今後は27日ウエスタン・リーグ開幕広島戦(雁の巣)に先発する予定。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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