2009/03/21 (土)

松中選手、自画自賛の3号2ラン

1回裏2死三塁、松中選手は右越えに先制の2点本塁打を放つ
1回裏2死三塁、松中選手は右越えに先制の2点本塁打を放つ

  まさに「打ち出の小づち」だ。本多雄一内野手(24)が、11戦連続安打をマークした。1回裏の1打席目に決めた。中日浅尾の外角低めの直球に体が反応した。バットを止めるような動きでボールをすくい、左前打。出場14試合中、ヒットが出なかったのは2試合だけ。本人さえ「びっくりですよね」と目を丸くする状態。「今は追い込まれたら逆方向(レフト方向)への打撃を意識できている」と、しっかり打率3割3分3厘で好調をキープした。切り込み隊長として本多選手の存在感が日に日に増している。
  松中選手が本人も自画自賛の3号2ランを放った。初回2死三塁で、中日浅尾投手の直球を右翼席中段へ突き刺した。「完ぺきでした。あれ以上、求める必要がないくらいでしたよ」と白い歯をこぼした。オープン戦初アーチを放った14日横浜戦(横浜)から5戦で3発。アーチ量産態勢に「この時期はしっかり直球をたたくのが課題ですから。結果よりも内容重視の時期だし、その意味ではいい準備もできているし、いい感触がある」と納得の表情だった。
  中6日登板となった3番手三瀬投手がピンチを防いだ。8回表。2-4となり、1死二塁の場面でマウンドへ。李選手と藤井選手を連続して二ゴロに打ち取った。「登板間隔が開いて、少し高めにいったけれど、イメージ通り抑えられてよかった」と笑顔で球場を後にした。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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