2009/03/22 (日)

松中選手、3戦連続アーチを放つ

1回裏ホークス2死三塁、松中選手は右越えに先制の2点本塁打を放つ
1回裏ホークス2死三塁、松中選手は右越えに先制の2点本塁打を放つ

  平成唯一の3冠王が完調宣言だ。松中信彦外野手(35)が中日とのオープン戦で、自身の出場試合では3戦連続アーチを放った。初回に同点の4号3ラン、5回には勝ち越し適時二塁打と3打数2安打4打点と絶好調。打撃フォームもほぼ固まり、開幕2週間前にして「今年はできている。どんと来い」と宣言した。チーム内からは04年以来の3冠王獲得を予感する声も上がった。
  「言うことないバッティングです」。疲労回復を考慮された1試合欠場を除けば、これでオープン戦は自身初の3戦連発。さらには自己最多タイの4号と、完全にノッてきた。5回にはネルソン投手の151km/hを左翼フェンス直撃の適時二塁打で勝ち越した。「自分の中で自信というか、確信というか、このフォームで、っていうのは少しずつ芽生えている。後は振り込むだけ」。この日は長男大輝君(7)と一緒に球場入り。日の丸ではないが、ホークスのユニホームでアーチをプレゼントし、試合後は居残り特打まで付き合ってもらった。その長男のTシャツの背中には自らの名前をもじって「一信不乱 努力は?(うそ)をつかない」と記されていた。努力の跡を示すシーズンは2週間後に開幕する。

 

関連リンク >

(提供:西部日刊スポーツ新聞社

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 松中選手、3戦連続アーチを放つ