杉内投手が開幕3戦目の4・5オリックス戦に、ぶっつけで初先発する可能性が高くなった。26日、福岡へ戻って「（連覇は）日本にしかできなかったから最高だった。（開幕後）僕はすぐにでも投げたい」と志願した。オープン戦登板ゼロになるが、高山コーチも「我々（首脳陣）と本人の意見は一致している」。WBC（ワールド･ベースボール･クラシック）では5試合に登板、安打を1本も許さなかった。大エースが6年ぶり日本一奪回へ動く。

  また、守護神馬原投手が26日、福岡に戻った。同じWBC代表の杉内投手に遅れること1時間半、福岡空港に降り立つと優理子夫人が運転する車に乗り込んだ。「（WBCで）貢献できたかどうかは分かりませんが、最高の瞬間に立ちあえて良かった」と笑みを浮かべた。今後は杉内投手同様、休養を経て28日にチームに合流。「（開幕から）いけると思う。またボールが変わるけど、日本のボールに戻るだけなので大丈夫だと思う」。オープン戦での登板の可能性は低いが、シート打撃やブルペン調整で開幕に備える見込みだ。

（提供：西部日刊スポーツ新聞社）