大隣投手は右方向の打球にベースカバーに走る

  大隣投手が開幕ローテ入りを確実にした。阪神戦で先発し、5回2/3を投げて失点1。「合格点です。今の状態であれば開幕に普通に放れる。ベストの状態でマウンドに上がるようにしたい」。オープン戦初登板を終えた左腕が4月9日楽天戦（Kスタ宮城）へ、自ら「GOサイン」だ。昨年10月に左ひじを手術したが、秋山監督も「まずは投げられてよかった。順調に来ている」。4月2日の2軍オリックス戦（北神戸）で調整登板を経て、開幕ローテ6番目の男としてマウンドに上がる。

  新外国人ジャスティン・ジャマーノ投手（26=パドレス）が勝ち投手になった。9回表5番手で登板すると内野安打で出塁を許したものの、4人で料理。直後に松田選手のサヨナラ弾が飛び出し“来日初勝利”が転がり込んだ。「コンディションはいいよ」と笑顔。同じく新外国人のファルケンボーグ投手と中継ぎの座を争う立場だが、この白星をきっかけに開幕までアピールを続ける。

（提供：西部日刊スポーツ新聞社）