2009/04/01 (水)

杉内投手、新球・縦スライダーに好感触

シート打撃に登板した杉内投手は腕の振りと指を確かめる
シート打撃に登板した杉内投手は腕の振りと指を確かめる

  WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝に中継ぎで貢献した杉内投手が新球、縦スライダーに好感触をつかんだ。開催地米国から帰国後、初めてシート打撃に登板。3回打者13人と対戦し被安打4、奪三振5だった。65球のうち、ダルビッシュ投手から教わった握りを改良した新球も投げ、2回2死では田上選手から空振り三振も取れた。球を受けた山崎選手は「浮かないカーブのよう。(直球のように)打者の目線に入ってるし、そこからボールになるから三振が取れる」と証言。杉内投手も「ランナーがいた時に抜けてしまったけど、修正できる範囲」と手応えあり。今後は5日オリックス戦での今季初先発に向けて調整を進める。

  「小久保語録」が勝利への合図だ。今季主将に就任した小久保裕紀内野手(37)が3月31日、円陣の声出しでも“フル出場”を宣言した。恒例となった試合直前の円陣。声を出す選手を日替わりで決めていたが、今季は新主将が全144試合で先頭に立つ。何を発するか頭をひねる大変な作業になるが、スポーツから時事問題まで幅広く関心を持つ「タカの兄貴」が、渋~いセリフで仲間を鼓舞する。目指すは03年以来の日本一しかない。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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