2009/04/07 (火)

森本選手、打撃を課題に「今はとにかくつなぎの意識です」

  森本学選手が、開幕からアクシデントに見舞われたホットコーナーに立っている。3日の開幕戦で三塁レギュラーの松田宣浩選手が帰塁の際に右手甲を骨折。森本選手は途中出場に慣れてはいるが、初回のけがは珍しい。「びっくりしましたよ。普通は早くても5回くらい。やるしかないと、開き直りでした」。直後からミラー室でネットスローを繰り返し、3回からグラウンドに向かった。
  バイプレーヤーたちがいてこそチームは成り立つ。開幕当初、内野手登録の控えは森本選手1人。「森本は内野ならどこでもやれる」という首脳陣の判断だった。いつ出番がくるか分からないポジション。試合前の練習も当然ながらレギュラー中心にプラニングされる。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で同じ立場を経験した川崎宗則選手は「気持ちのオンオフが難しい。レギュラーの方が楽」と、ベンチ待機の苦労を証言した。ただ、緊急事態に即対応できる人材がいなければ、試合は戦えない。
  課題は打撃と自認する。開幕2戦目からは1番本多雄一選手と3番川崎選手に挟まれるオーダー。「真っすぐが打ち返せていない。(今季の2安打は)変化球だけですから。最悪アウトになってもランナーは進める打撃。今はとにかくつなぎの意識です」。今日7日からは楽天3連戦。シダックス野球部で指導を受けた野村監督にぼやかれる仕事をしたいところだ。

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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