後方で秋山監督が見るなか、フリー打撃でサク越えを連発するオーティズ選手

ホークスの新外国人ホセ・オーティズ内野手が出場準備を整えた。25日、福岡ヤフードーム内で入団会見に臨み「体調の方は問題ない。（移動の）疲れは少しあるが、練習してすぐにでも試合に入っていける」と語ると、そのまま1軍練習に合流。フリー打撃で62スイングして11本の柵越えを放ち、日本球界4年間で75本塁打したパワーを披露した。
秋山幸二監督が会見で「多村、松田が故障して攻撃力が足りなくなった。（オーティズは）思い切りのいいバッティングで遠くに飛ばす力がある」と話した通りの打撃内容。ケージ裏でスイングを見守った指揮官も「やっていたから体が動いているね。パワーあるし、ここが強いよ」と腕を指しながら笑みをこぼした。
オーティズ選手は打撃練習後、三塁のノックも受けるなど精力的に汗を流し「いい感じだよ」。28日西武戦（西武ドーム）からの出場が基本線だが、今日26日に出場選手登録されても支障ないことをアピールした。「ホークスに呼ばれてうれしい。自分の力を100％出してチームに貢献したい。どこでも守る」（オーティズ選手）。緊急補強で獲得した助っ人が秋山ホークスの一員となった。

（提供：西部日刊スポーツ新聞社）