 | | 7回表無死、右中間二塁打を放ち一塁を駆ける小久保選手 | 小久保裕紀選手が「iPhone(アイフォーン)効果」で4安打3打点の大暴れだ。初回に先制の右前打を放つと、3回にも追撃の2点適時打。今季初の4安打をマークして連敗ストップに貢献した。 初回は左翼へ、3回は中堅へ、5回は右翼へ。4打席連続のヒットパレードを締めたのは7回先頭で放った二塁打だ。右翼方向へ打球を飛ばすと、ボールが弾む間に二塁へと激走。「あの打球で二塁まで行く走力があったのは自分でもびっくり」。4月23日の日本ハム戦で自打球を当てた左ひざも気にならなかった。田上秀則選手の適時打で本塁を踏み、勝ち越しに成功した。 試合前まで9打席連続で無安打。前日の試合後は不調の原因を探るため、選手全員に支給されている「iPhone(アイフォーン)」を握りしめ、液晶画面に鋭い視線を注いだ。今季からソフトバンクモバイル社の協力で、打席ごとに自身の動画を見ることができるようになっている。開幕戦から1打席ずつ、一挙手一投足に目を凝らし「チームの調子が悪いから、大事にいこうとして(フォームの)初動が遅くなっていた」と原因を発見。試合前練習で施した修正が見事に生きた。 「(手配をしてくれた)孫正義オーナーに感謝状を書きたいね」。試合後は西武ドーム名物の階段を笑顔で登った。この日の3打点を加えて通算1093打点となり、歴代24位タイで原辰徳(現巨人監督)に肩を並べた。「5月には貯金を3つぐらいつくりたいね。心機一転、頑張ります」。頼もしき主将がホークスの反攻をけん引していく。 |