 | | 1回表無死、片岡選手の投飛に両手を広げて他の野手を制する杉内投手 | 日曜の男がまた勝った。杉内俊哉投手が西武を8回散発4安打1失点に抑え、12奪三振の快投で今季4勝目(1敗)を挙げた。チームは同カード10ヶ月ぶりの勝ち越しで、4月22日以来となる3位へ浮上。杉内投手は2007年から5月は無敗の11連勝、今季ローテーションを任される日曜日はチームは6戦5勝。この男がいれば5月反抗は可能だ。 「5月の日曜男」が当たり前のようにお立ち台にいた。質問にてきぱき答えた杉内投手も母の日の話題には口ごもり、顔を赤くした。「ハイ、いいプレゼントでした…」。小学1年で反抗期を迎え、家の窓ガラスを割るなどやんちゃ話は尽きない。母真美子さんの「当たるところがなければ、自分の胸をたたかせていた」という愛情あふれる言葉はあまりにも有名。杉内投手は照れくさそうに客席の母に感謝の思いを告げた。 その笑顔もマウンドでは封印。4戦連続で3回までに失点中で「初回から飛ばしました。うちは7、8、9回はいい投手がいるから」とリリーフ陣を信頼した。2回の3つのアウトはすべて三振で、3回以降も降板した8回まで毎回三振を記録した。4番中村選手からは3三振。変化球も鋭く、カーブ以外の全球種で空振り三振を奪った。 「打者の裏をかいたり、田上さんのリードが良かった」。8回を投げ4安打1失点。三振は今季最多の12を数えた。自己ワースト6試合連続、8被弾のリーグ「被弾王」が4勝目を挙げてみせた。 |