 | | 6回表1死、ホールトン投手は井口選手に勝ち越しの本塁打を許し肩を落とす | 秋山ホークスがかつての同僚にまたも手痛い1発を食らった。投手戦となったロッテ戦で先発ホールトン投手が6回表、井口選手に決勝8号ソロを献上。1回にも先制打を許すなど1人にやられた。これで対井口選手に打率3割9分3厘、3本塁打と打ち込まれており、まさにアレルギー状態に陥った。チームは連勝できず、借金3に舞い戻った。 井口選手の代名詞とも言える右方向への1発で、ホークスの反攻がまた、くじかれた。同点の6回表。好投していたホールトン投手の144km/hの外角直球が餌食になった。振り切らずに右翼ポール際に運ばれた一打が決勝弾に…。試合終了直後の会見。秋山幸二監督は、かつてチームメートだった男の名を3度も繰り返した。 「ホールトンは井口だけだったな。井口にやられた。ちょっと井口の1発でやられているね」。初回には先制打も浴びていた。まさに1人に敗れた格好。悔しさが倍加するのも、無理はなかった。 これでロッテとは7試合対戦し、1試合も井口選手をノーヒットに抑え切れていない。投手陣の対井口選手成績は28打数11安打(打率3割9分3厘)、3本塁打、5打点。5年ぶりの日本球界復帰にあたって、古巣ホークスから分析を始めたスラッガーに上を行かれているのが現状だ。 秋山監督も「こっちで成績を収めて向こう(メジャー)に行って、さらに成長した」と井口選手の印象を語っていたが、この日の1発も、その指摘通り。カウント2-1から外角低めのボールになるスライダーを見逃され、続けて3球ファウルで粘られた後の痛打だった。これには指揮官も「何であそこが打てるんだろうな。厳しいところなのに。絶好調は困るよ、井口くん」と首をひねるしかなかった。 チームは連勝に失敗し、借金完済の目標に向けて一歩後退。それでも「井口アレルギー」克服へ、活路はある。ホールトン投手が内角攻めした2打席目は遊ゴロに仕留めた。8回表の4打席目は攝津正投手が三振に仕留めた。ルーキー右腕は対井口選手2打数2奪三振。今日こそ、彫りの深い笑顔をシャットアウトし、秋山ホークスが波に乗る。 |