2009/05/14 (木)

ホークス、試合後に緊急ミーティング

3回表1死一塁、大隣投手は西岡選手(右)に2点本塁打を浴びる
3回表1死一塁、大隣投手は西岡選手(右)に2点本塁打を浴びる

北九州は過去3戦2勝、昨年4月には大隣憲司投手がプロ初完封を飾った思い出の地。悪夢の始まりは、前夜もやられた井口選手だった。2回無死から真ん中高めのチェンジアップを左中間スタンド最上段まで運ばれた。続く3回に西岡選手、竹原選手と2者連続で本塁打を浴びると、6回にベニー選手、最後は7回の福浦選手に5発目を許した。両翼92mの狭い球場も災いしたが「すべてコースが甘かった。それに尽きます。狭いとかは関係ない」と自分を責めた。バッテリーを組んだ田上秀則選手は「オレのせい」とかばった上で「勝負どころで球が浮いた」と悔やんだ。
帰りのバスへ乗り込む秋山幸二監督の足取りも重かった。「大隣クンが5発か…。(コースが)甘かったね。気持ちがボールに伝わってなかったかな」。1発病は大隣憲司投手だけに限ったことではない。チームの被本塁打41は12球団ワースト。自軍が放った本塁打(20本)の2倍以上を打たれている。
完封負けの試合後には選手が集められ、緊急ミーティングが行われた。借金は今季ワーストの4にふくらみ、3位タイから一気に5位へと転落。対ロッテは今季4勝4敗となり、対戦成績で勝ち越しているチームがなくなった。交流戦まで残りは4試合。借金を完済して“第2の開幕”を迎えるためには、もう負けられなくなった。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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