2009/05/20 (水)

杉内投手、7回6安打無失点で得意の「虎封じ」

6回表2死満塁、狩野選手を二飛に打ち取り、手をたたく杉内投手
6回表2死満塁、狩野選手を二飛に打ち取り、手をたたく杉内投手

杉内俊哉投手が得意の「虎封じ」だ。今季最多135球を投げ7回6安打無失点。今季5勝目はならなかったが、3回、6回と2度の1死満塁をしのぐなど粘りの投球を見せた。
「相手が当てに来たから、ファウルが多く球数が増えてしまったけど、全体的にまずまず自分の投球はできたと思う」
背番号47が猛虎の前に仁王立ちした。3回1死満塁で鳥谷選手を空振り三振に仕留め、打席に迎えたのは金本選手。カウント2-1からの4球目は左腕を振り切り、外角への143km/h。この日最速の直球で鉄人のバットに空を切らせた。
強気に攻めた。6回にも金本選手、新井選手に連打を浴びて再び1死満塁のピンチ。それでもひるまなかった。「サイン通りに投げた」。死球を恐れることなく、今岡選手に対し3球連続で内角高めに直球を投げ込み一邪飛。続く狩野選手にも高めの直球を2球続けて二飛に打ち取った。阪神久保投手との投げ合いに1歩もひかなかった。
阪神戦は過去9試合の登板で5勝1敗、防御率1.88と絶好の相性。だが、慢心はなかった。昨年6月8日には延長10回で新井選手にサヨナラ打を許して敗戦。前日18日の会見ではシャイな左腕には珍しく、同席した新井選手を横目に「(今度は)ピンチで打ち取りたい」とリベンジを宣言していた。苦い記憶を発奮材料にして、スコアボードにゼロを並べていった。
今季初完投はまたお預け。馬原孝浩投手が9回に同点弾を浴び5勝目は消えた。ただ開幕から7試合目で初めてノーアーチに抑えた。試合後の口数は少なかったが「(内容は)良かったよ。真っすぐも良かった」と手応えも口にした。5月11連勝中の「ミスター・メイ」は、交流戦も大黒柱としてチームを支える。

 

関連リンク >
関連リンク >

(提供:西部日刊スポーツ新聞社

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 杉内投手、7回6安打無失点で得意の「虎封じ」