 | | 選手の練習前にフリー打撃で快音を響かせる秋山監督 | 頼れる大砲が復活!ホークスは21日、多村仁選手の1軍合流を決定した。右肩負傷で2軍調整を続けた元40発男は22日の広島戦(ヤフードーム)に、1軍登録即7番中堅での先発が有力視される。オリックスから新加入の村松有人選手も1軍登録され、ベテラン2人の“開幕”をカンフル剤に上位浮上を図る。柴原洋、アギーラ両外野手の2軍調整も決まった。 雌伏の時間は終わった。多村選手がようやく1軍に舞い戻る。22日に出場選手登録され、即7番中堅での先発が有力となった。 この日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)では山本昌投手と対戦し、2打数2安打。秋山幸二監督はヤフードームでの全体練習中に2軍から報告を受け、1軍コーチ陣と緊急ミーティングを行った。「2人とも(1軍に)上がるよ。どうかと思っていたが、本人がOKと言うんで。打線に元気を出してもらおうと」。村松選手とともに昇格を決定。打率、得点ともリーグワースト2位に低迷する打線のテコ入れを図った。 多村選手は3月25日の阪神とのオープン戦で帰塁の際に右肩を負傷。8日のウエスタン中日戦で実戦復帰するまでリハビリは1ヶ月を要した。2軍では7試合17打数6安打4打点、打率3割5分3厘の数字。当初は「すぐにでも上がりたい気持ちはあるけど不安」と慎重な姿勢だったが、19、20日の同中日戦では2試合連発とグンと調子を上げていた。この日は1軍合流に備え、試合中に荷物をまとめて、空路福岡へ戻った。 本多雄一選手と川崎宗則選手の1、2番コンビについて、森脇浩司コーチは「足が使えるから崩したくない」とここは固定する。さらに「3番から6番までは状態がいいからね。松中、オーティズ、長谷川は右左(投手)関係なく結果を残している」と説明しており、現時点で打順は6番までは固まっている。 6番長谷川勇也選手は逆方向へのシュアな打撃が好調で、出塁率もチーム最高の4割1分1厘を残している。その後を2004年にシーズン40本塁打を記録した大砲多村選手が座れば、下位からも得点アップが見込める。脅威の7番として相手投手ににらみをきかすことになりそうだ。 チームはここまで18勝20敗2分けで、1点差負けは8試合。得点力アップの使者として多村選手がついに“開幕戦”のグラウンドに立つ。 |