2009/05/28 (木)

ホークス、セ首位の巨人も飲み込み2年ぶりの6連勝

3回表2死二塁、川崎選手は右越えに先制適時三塁打を放つ。投手は、グライシンガー投手
3回表2死二塁、川崎選手は右越えに先制適時三塁打を放つ。投手は、グライシンガー投手
秋山ホークスが止まらない!セ・リーグ首位の巨人も飲み込み、2年ぶりの6連勝だ。3回表に川崎宗則選手が先制適時三塁打。これで勢いに乗った打線は、巨人エース右腕のグライシンガー投手を5回途中でKOした。先発ホールトン投手も力投で1ヶ月ぶりの3勝目。投打の歯車ががっちり噛み合い、ホークスが交流戦首位を快走している。
ホークス猛打ショーの幕を開けたのは、川崎選手だった。3回表2死二塁。巨人グライシンガー投手のチェンジアップをとらえた。打球は、ライト亀井選手の差し出したグラブの先を抜ける先制適時三塁打。「振ったら、たまたまバットに当たりました」。意地とプライドの詰まった一打だった。
1回表の1打席目。無死一塁で送りバントができず、チャンスを潰していた。「1打席目のバントのこともあるし、必死に球に食らいついた」。決勝打は失速することなく、右中間を抜けた。今季からのフォーム改造が実った瞬間でもあった。開幕前、日本のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)連覇に貢献。マリナーズ・イチロー選手を慕う男は、安打量産とともにパンチ力を兼ね備えるイチロー選手の打撃を研究した。より強い打球を飛ばすため、取り組んだのは、体の回転のみで打つのではなく、インパクトの瞬間に「左足の蹴り」をプラスすること。追い求めていたひと振りで、グライシンガー投手攻略の糸口を切り開いた。
「元気印」川崎選手が打てば、打線も活気づく。4回表には小久保裕紀選手、長谷川勇也選手の連打などで2点を奪うと、5回表には3安打を集め、巨人勝ち頭の5勝をマークする右腕をKO。巨人強力打線のお株を奪う13安打での快勝だ。
これでチームは交流戦無敗の6連勝。2007年7月24~31日のリーグ戦で7連勝を記録して以来、2年ぶりの大型連勝。前日26日の休日に10時間半の睡眠をとり、心身ともにリラックスした状態で大一番を迎えていた秋山幸二監督も、笑顔がはじけた。「打線がつながったね。(3回表は)2死からの得点だったし。強力巨人戦だから何点あっても足りないくらい。(打線が)どんどん点を取ってくれた。1、2番(本多、川崎)もいい状態になってきた」。2番川崎選手が4試合ぶりのマルチ安打に、1番本多雄一選手はこの日4安打。打率3割に程遠い2打者が、調子を上げ、指揮官の言葉も力強さを増してきた。
試合後、三塁側ベンチには立花義家コーチと打撃フォームを確認する川崎選手の姿があった。川崎選手は「明日の天気どうかなあって話」とはぐらかした。現状に満足しない姿勢が、7連勝への扉を開くはずだ。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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