2009/05/29 (金)

多村選手、4打数4安打1打点で今季「初猛打賞」

4回表2死二塁、左前適時打を放つ多村選手
4回表2死二塁、左前適時打を放つ多村選手

多村仁志外野手が敗戦の中、4打数4安打1打点の「初猛打賞」と気を吐いた。「毎試合、一生懸命やっている中でのこと」。右肩負傷から復帰して4戦目。4安打した昨年9月15日以来の猛打賞となるが、仁から仁志と登録名変更後は初めて。気持ち新たにチームに合流した長距離砲が大暴れした。4回2死二塁でゴンザレス投手の真ん中に入ったスライダーを左前にはじき返し、1点を返した。先発和田毅投手が5回途中7失点KOされ、試合はワンサイド。「こういう試合展開だし、技術でなく何とかしたいという気持ちで打った」。4安打のうち3本が2死無走者から。流れを変える思いが、7番に座る元40発男からにじんだ。交流戦連勝は止まっても首位は変わらない。明日30日からは本拠地でセ・リーグ5球団目の中日と対戦。秋山監督は「だいぶタム(多村選手)らしいものが出てきた。福岡に戻ってから、まただね」と上昇気配を喜んだ。多村選手は「勝ちゲームで打ちたかったです。気持ちはずっと絶好調で行きたい」。昨年も3安打以上した試合は1勝5敗。不思議と巡り合わせが悪かっただけに、今度は快音とともに快勝を呼び込む。

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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