乗用車での接触事故による左手小指打撲で、前日3日に出場選手登録を抹消されたホークス大隣憲司投手が4日、2軍練習を開始した。この日、西戸崎室内練習場(福岡市東区)に姿を現した大隣投手は「全然大丈夫ですよ」とコメント。左手に腫れなどもなく、日常生活にも支障がないことを説明した。
大隣投手は2日夜に福岡市東区を乗用車で走行中、並走車の車線変更による接触事故に巻き込まれ、左手小指を強打。病院での検査の結果、骨には異常なかったが、首脳陣と協議して登録抹消が決定。チームは2日にエース和田毅投手が左ひじ炎症のため戦線離脱したばかり。度重なるローテーション投手の離脱となり、本人も責任を感じている様子で、この日も「本当に申し訳なく思っています」と話した。
ただ、軽傷だったことは不幸中の幸いだ。この日も「(ボール)投げようと思えば投げられます」と大隣投手。患部にその後異常がないかをチェックする意味で、5日以降に1度病院を訪れる予定。異常がないと判断されれば、投球練習を再開する見込みだ。最短ならば13日に1軍復帰できる。「最短で(1軍に)戻れるようにしたい」。力強く話した左腕は、ランニングなどで大粒の汗を流していた。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社)
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