2軍調整中の新垣渚投手が今日10日のウエスタン・リーグ阪神戦(ヤフードーム)で1ヵ月ぶりに実戦復帰する。車の接触事故で左手小指を痛めた大隣憲司投手も14日の2軍練習試合・熊本ゴールデンラークス戦(雁の巣)の登板が決まった。先発6人が必要となる7月上旬に向け、先発争いが再燃する。
5月9日西武戦のKOで2軍降格となって以来、ミニキャンプを張った新垣投手は「ストライク先行で、四球を出さないようにしたい」とテーマを挙げた。この日はランニングなどで最終調整。今日10日は1軍首脳陣が見守る前で中継ぎとして2~3回を投げる予定だ。
大隣投手はこの日、事故後初めてのブルペン入り。24球を投げ「(患部は)全然大丈夫。あとは感覚だけの問題」と好感触を口にした。秋山幸二監督は「交流戦が終わってどうなるかだね。大場、ジャマーノ、大隣、新垣、藤岡、巽あたりか。今度は(先発が)6枚いるから」と名前を挙げ見通しを示した。現時点で安泰なのは杉内俊哉投手とホールトン投手だけ。残り4枠をめぐる争いが始まりそうだ。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社)
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