2009/06/18 (木)

ホークス、目標はあくまで「シーズン制覇」

ホークスの交流戦連覇を富山のファンも祝福する
ホークスの交流戦連覇を富山のファンも祝福する
交流戦Vを飾ったホークスがミス連発で、日本ハムと並んでいたパ・リーグ首位の座から一夜で滑り落ちた。3失点はいずれも失策に絡んだもの。連勝は3で止まり、Vムードもしぼむ1敗だったが、首脳陣は6月26日のリーグ戦再開へ向け、左手小指負傷で2軍調整していた大隣憲司投手の緊急昇格を決定。大隣投手は20日横浜戦(横浜)から合流する予定で、リーグ制覇へ万全の態勢を敷くことになった。
王者らしくない黒星に、秋山幸二監督のトーンも沈んだ。「ミスが点に絡んだからなあ…。また、気持ちを引き締めていかないとね」。1回裏1死二塁の場面で、一塁の主将小久保裕紀選手がタイムリー失策。5回裏には2死一塁からオーティズ選手が、まさかの落球。8回裏の松田宣浩選手の失策と合わせ、1試合3失策。打っては完封負けを免れるのがやっと。何とも後味の悪い敗戦に、指揮官は「また、切り替えて、だな」と言葉少なにバスへ乗り込んだ。
交流戦を制しても秋山ホークスの目標は、あくまでシーズン制覇。富山入りした前夜(16日)も、宿舎でビールが振る舞われた程度で祝勝会も催されなかった。大隣投手の昇格は、昨季パ王者の西武が相手となる26日再開のリーグ戦を見据えてのものだ。秋山ホークスが、再び白星街道を突き進むために万全の準備に入る。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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