松中信彦選手が交流戦でたまった欲求不満をバットで発散する。左ひじ痛の影響で交流戦後半12試合のうちDH制のなかった8試合で先発を外れた。いつ呼ばれるか分からない代打要員。2度の代打では敬遠と三振に終わった。「気持ち的にかなり難しかった。もやもやしたし、ようやくリーグ戦です」。リーグ再開の26日西武戦(大宮)に満を持して登場する。
全休だった22日も「試合に出てませんから」とベテラン勢で唯一ドームでトレーニング。左ひじは外側の骨が変形してできた突起が痛みを引き起こし、投球動作ができない。少ないとはいえ打撃への影響もゼロではないが、残り82試合はフル出場する構えだ。
21日にファン投票が締め切られた球宴(7月24、25日・札幌、広島)も仮に選出されれば、ひじの休養期間と考えず、出場したい意向を明かしている。辞退すれば球宴明け10試合は出場選手登録ができないからだ。交流戦Vに満足に貢献できなかった主砲が、リーグ戦Vに向けて内容の濃いパフォーマンスをみせる。
関連リンク >
(提供:西部日刊スポーツ新聞社)
一覧へ戻る