2009/06/25 (木)

小久保選手、30球場本塁打の偉業に挑む

打撃練習を行う小久保選手
打撃練習を行う小久保選手
ホークス小久保裕紀内野手が偉業に挑む。リーグ再開となる26日の西武戦は大宮で開催される。同球場で本塁打を放つと、自身30球場目でのアーチとなる。「30球場目? 長くやっているからね」と遠慮気味に話したが、長年本塁打を打ち続ける大打者だからこそ狙える記録だ。52年のフランチャイズ制施行後、球場別本塁打は毎日、阪神などでプレーした山内一弘氏の39球場が最多。現役では阪神金本選手の32球場が最多だが、山内氏、金本選手を含め30球場以上を記録している選手は6人しかいない。

全体練習が行われた24日は、異例の特打を敢行した。フリー打撃で打者中最後の順番で1人打席に入ると、約40分間黙々打ち続けた。「見ての通りの成績なので。もがいてもがいて」と説明。交流戦は24試合で打率1割8分1厘(83打数15安打)と不振を極めた。「体の悪い所はどこもないので、やれる時にやっておこう」と、主砲はリーグ再開後の巻き返しに大粒の汗を流した。

交流戦完全優勝を決めた20日横浜戦ではチーム6本のアーチが飛び出した。その試合後に小久保選手は「おれと信彦(松中信彦選手)が打ってないのに…」と自虐気味に話した。「(体重は)90キロをいったりきたり。メシも食べられているし、ウエート(トレーニング)もしている」。自身が不調でもチームは交流戦連覇。誰よりも責任感に強い37歳の主将が、今度はチームを6年ぶり日本一奪回へと引っ張っていく。
関連リンク > 、
関連リンク > 試合日程・結果
関連リンク > 順位表
関連リンク > メディア出演情報
関連リンク > チケット情報を見る

(提供:西部日刊スポーツ新聞社

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 小久保選手、30球場本塁打の偉業に挑む