2009/06/28 (日)

ホークス、「SBM」の変形バージョンで無失点リレー

大差で勝利し、8勝目の杉内投手(左)は最後を締めた水田投手(中央)らを笑顔で出迎える
大差で勝利し、8勝目の杉内投手(左)は最後を締めた水田投手(中央)らを笑顔で出迎える
ホークスが勝利の方程式「SBM」の変形バージョンで無失点リレーを決めた。

3点リードの7回から杉内俊哉投手のマウンドを引き継いだリリーフ陣。Sの攝津正投手、Bの(ブライアン・)ファルケンボーグ投手が1イニングずつピシャリ。そして9回は馬原孝浩投手…と思いきや、MはMでも水田章雄投手が登場した。先頭平尾選手のショートゴロは際どい判定で内野安打。2死から石井義選手には左前打され、一、二塁とピンチを招いたが、最後は上本選手を一ゴロに仕留めてゲームセットだ。

水田投手「これもSBMですね(笑い)。点差が開いたらいくぞと言われていました。(6月20日以来)久々の試合でしたが、ゼロに抑えられたのが良かった」。

打線が9回に4点を奪ったおかげで、チームは守護神馬原投手を温存。投手陣最年長35歳、ブルペンの盛り上げ役を自認する水田投手に出番が回ってきた。決して目立つタイプではないが「自分はチームのために投げればいい」と、出番はなくても肩を準備し、身を粉にする。「勝利の方程式」をシーズン通して正常稼働させるためには不可欠な男が、SBMの一員?として貢献した。

投手陣で最後にアイシングを受けた水田投手は「チームが連敗しなくて良かった」と少し笑って、帰路に就いた。スポットライトは小さくてもこんな男たちが今のホークスを支えている。

また、攝津投手が今季33試合目の登板で18ホールド目をマークした。「久々で緊張感があった」と中6日の登板。先頭のGG佐藤選手に四球を出し、大崎選手への2球目はプロ初の暴投となるバタバタの立ち上がり。ただ大崎選手を遊飛に仕留めると、代打の2人を内角直球でいずれも見逃し三振。「ピンチはあったけど後続を抑えられて良かった。次は緊張感が取れると思う」。リーグ再開後、初ホールドに安堵(あんど)した。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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