2009/07/19 (日)

馬原投手、球団最多セーブ記録に肩を並べる

9回裏2死二塁、馬原投手は里崎選手を三振に打ち取りガッツポーズ
9回裏2死二塁、馬原投手は里崎選手を三振に打ち取りガッツポーズ
馬原孝浩投手が快挙で単独首位再浮上の白星を締めくくった。3点リードの9回裏。今江、井口に連打を浴び、1点を返されたが、そこから本領発揮。3者連続三振に斬って、今季17セーブ目を挙げ、通算117セーブに到達。99~02年に活躍したペドラザ投手の持つ球団最多セーブ記録に肩を並べた。

馬原「ペドラザに肩を並べたのは自信になる。これを誇りに、また頑張っていきたい」

球団史上ただ一人、5年連続2ケタセーブを挙げている男らしく、技術と度胸がつまった28球だった。マウンドに上がると、直球はシュート回転し、カットボール、スライダーも制球に苦しんだ。その結果、1点を奪われたものの、フォークボールに本来のキレを見い出すと、フォークを多投し3連続K締め。

馬原「最初はブルペンと違っていて苦しんだ。最後、ようやく修正できました。」

この日は負けられない試合展開だった。8回裏にはファルケンボーグ投手が炎上。誰よりも、リリーバーの苦労を知る男だけに、チームの勝利が疲労を回復させる唯一の術ということも熟知している。最後の打者の里崎選手を空振り三振に仕留めると、右手で力強くガッツポーズをつくってみせた。球団タイ記録の偉業も、この右腕には、通過点に過ぎないだろう。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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