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3回裏、多村選手は中前適時打を放つ |
2試合ぶりに戦列に戻ったホークス多村仁志選手が存在感を示した。3回裏に「TMKそろい踏み打点」となる中前適時打を放つと、4回裏には中越え三塁打。3日のオリックス戦で2死球を受け、左手首などを痛めて前日4日は欠場したが、きっちりと結果を残してみせた。「(3回裏は)前の打席でチャンスで(走者を)返せなかったので、今度こそという気持ちでした」。試合前のフリー打撃では「右手で押し込む(オリックス)カブレラ打ち」と表現するなど本来のスイングではないが、首脳陣に状態を聞かれ「出たら、気持ちでいきます」と答えた男の気合の2安打でもあった。