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ロッテ戦を前に移動する攝津投手 |
攝津正投手が、またしても金字塔を打ち立てる。現在の登板数は59試合。同僚の藤岡好明投手が06年にマークしたリーグ新人最多登板記録の62試合まで、あと3に迫った。ほぼ2試合に1度のペースで登板しており、今週の6連戦で並ぶことが濃厚だ。
「今、何試合でしたっけ?」。もはや自分でも数え切れないほど多く、マウンドに立ってきた。開幕前には自身の背番号と同じ50試合登板を目標に掲げていたが、8月までに楽々と到達。ホールドは30、ホールドポイントは34で、いずれも新人記録を更新済みだ。
今後は歴史的偉業に挑む。球団記録の69試合(59年杉浦忠投手、00年吉田修司投手)を更新すれば50年ぶり、プロ野球新人記録の71試合(42年林安夫投手=朝日)を更新すれば67年ぶりの快挙になる。ともに現在のペースなら達成可能な数字。「71試合ですか…頑張ります」。スーパールーキーは大車輪の活躍を誓った。