2009/09/10 (木)

ホークス、切り札投入も連勝ストップ

先発の和田投手
先発の和田投手
タカが切り札を投入しながら、まさかの連勝ストップとなった。復活登板となった和田毅投手が3回2/3を6失点で今季最短KOを喫した。左ひじ炎症などで離脱して104日ぶりの1軍マウンドだったが、初回の西岡選手に先頭打者本塁打を浴びると、4回にもサブロー選手と井口選手の連続アーチを許して自己ワーストタイの3被弾。チームの連勝は6で止まった。ただし、日本ハムが敗れたため、首位との差は2.5ゲームのまま。ホークスの勝利、日本ハムの敗戦でマジックが消滅する条件は変わらない。

完調にはまだ遠かった。先月8日にキャッチボールを再開して1ヵ月。前回2日の登板後は「7、8割まできた」と口にしていたが、通算73勝の左腕といえども、ピークへと仕上げるには時間が足りなかった。

チームの連勝は6で止まったが、うつむいてしまうにはまだ早すぎる。日本ハムが敗れたため、首位との2.5ゲーム差は動かなかった。10日の結果次第では、自力優勝が復活する。試合後に消え入るような声で振り返っていた和田投手も「次で頑張るしかない」と自分に言い聞かせて帰りのバスに乗り込んだ。残り22試合。逆襲するための時間と機会は、まだ十分に残されている。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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