ホークス打線が痛すぎる3連敗を喫した。西武先発帆足投手の前に4安打完封負け。9回のうち3者凡退が実に6度。攻略の糸口を見いだせないどころか、逆転Vへの勢いを自ら止めてしまうような粘りのなさに「おもしろくない試合やったな。淡々とやってしまった」と、秋山幸二監督も脱力感を漂わせた。
この日は主砲松中信彦選手が16試合ぶりに欠場した。右ひざ痛ながら、1日のオリックス戦(ヤフードーム)でスタメン復帰して以来15試合で打率3割7分7厘、3本塁打。強行出場ながら驚異的な打撃を見せていた。西武帆足投手に対しても、今季は8打数3安打。それでも首脳陣は9連戦中ということも考慮し、あえて休養を与えた。残り14試合を見据えた苦渋の決断。松中選手も「ここにきてパンクするのが一番ダメだから。出たい気持ちはいつも持っている」と話した。
代役は、主砲不在をカバーできなかった。松田宣浩選手が右手首骨折から復帰後初スタメン。「気持ちは入っていたんですけど…。カウントを取りにくる球を積極的にいったけど打ち損じた」。3打数無安打に終わり、悔しさをにじませた。「カリカリしながらやらないといかんのかな。このまま流されないようにしないと」と秋山監督。この日勝利した3位楽天とは、後半戦で再接近となる3ゲーム差となってしまった。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社)
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