2009/11/09 (月)
球団

ホークスジュニア、浮き彫りとなった本戦への課題

本塁打を放った田中寛選手
本塁打を放った田中寛選手
円陣で高畑主将を中心に気合を入れる選手たち
円陣で高畑主将を中心に気合を入れる選手たち
11月8日(日)、ホークスジュニアチームは佐賀県佐賀市の大和中央公園で「佐賀選抜」とダブルヘッダーで練習試合を行いました。

【第1試合】
 
1
2
3
4
5
6
7
 
ホークスジュニア
0
0
0
0
2
0
0
2
佐賀選抜
0
6
0
0
1
1
×
8
<バッテリー>田中舞、溝田、許斐-高倉
<三塁打>古屋、田中寛

第1試合は序盤に大量6失点する苦しい展開。ホークスジュニアは5回に古屋雄輝選手の三塁打(失策の間に打者走者も生還)で2点を返すのが精一杯。2対8で敗れました。

【第2試合】
 
1
2
3
4
5
6
7
 
佐賀選抜
0
0
0
0
0
0
3
3
ホークスジュニア
1
1
0
0
0
0
0
2
<バッテリー>武石、高山、古屋-河野
<本塁打>田中寛


リベンジを期した第2試合は初回に先制、2回に田中寛太選手のランニング本塁打でリードを広げる順調な展開。しかし、2対0で迎えた最終回に落とし穴が待っていました。2つの四球で走者をためて適時打で1点を返されると、その後バッテリーミスで一気に2点を奪われてまさかの逆転負け。ホークスジュニアが練習試合で敗戦したのは活動5年目で初のことでした。

永井智浩監督は試合後のミーティングで「普段から緊張感を持った練習やプレーをしていないから、いざという時に慌てる。準備ができていない証拠」と厳しい口調で語り、坊西浩嗣コーチも「仲間がホームランを打っても誰も喜んで出迎えようともしていない。こんなチームは初めて。もっと『チーム』としてやらないといけない。何のために18人が集まっているのか考えてほしい」と話しました。

この敗戦から何を得るのか。本戦まであと1ヶ月半、選手たちは変わっていくのか。まずは1週間後、選手たちの顔つきが変わっていることを願うばかりです。

また、11月3日(火・祝)に福岡県広川町の広川球場で行った練習試合は2戦2勝。第1試合の「久留米選抜」戦は高山凌選手の本塁打などで5対0の快勝。第2試合は2安打完封リレーで4対0と勝利しました。

2009年11月9日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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