 |
日刊スポーツ西部本社を訪れ「ビクトリーフラッグ」をPRするハニーズのASAMI(左)とMISAKO |
ホークスの10年型応援スタイル「ビクトリーフラッグ」が、6日のロッテ戦(ヤフードーム)でお披露目される。同日に48歳の誕生日を迎える秋山幸二監督が発案した企画で、営業サイドではロッテ3連戦の来場者すべてに特製フラッグをプレゼントする予定。スタンドとチームが一体となって好調ロッテを迎え撃つことになった。
最高のタイミングでの新企画スタートだ。首位を走るロッテと相手に不足はない。旗を振って応援する「ビクトリーフラッグ」定着を目指そうと、すでにフラッグ10万本以上が準備されている。初戦にはソフトバンクモバイルのCMで有名な白い犬「お父さん」も応援隊長として来場予定。その「お父さん」が、プリントされた特製フラッグ作成&無料配布で2000万円近くの出費と見られるだけに、ホークスの力の入れようが分かる。
新応援スタイルの発案者は秋山監督だ。春季キャンプ前に今季スローガンを決める会議の中で、秋山監督がスタンドとグラウンドが一体となれる応援として旗振りスタイルを提案したという。その秋山監督自身が、6日に48歳の誕生日を迎える。新応援をバックに白星をゲットすれば、忘れられない記念日となることは間違いない。
もっとも、ロッテ3連戦へ現場の士気も高い。「打線の状態が上がってきた」と秋山監督。4試合連続で2ケタ安打の打線に上昇ムードをつかんでおり、DHに松中信彦選手と李ボム浩選手を併用するプランで、打ち勝っての打倒ロッテを描いている。開幕4カードを終え6勝6敗だが、仙台では3カードぶりの勝ち越し。「いい形で(福岡に)帰ってこられた」(秋山監督)。球場が一つとなって打倒ロッテを演じれば、一気に浮上のチャンスが訪れる。