2010/04/18 (日)

川崎選手、連続試合安打を自己タイ記録の「16」に伸ばす

1回裏無死、自己タイの16試合連続となる内野安打を放ち湯上谷コーチとグータッチする川崎選手
1回裏無死、自己タイの16試合連続となる内野安打を放ち湯上谷コーチとグータッチする川崎選手
川崎宗則選手が、連続試合安打を自己タイ記録の「16」に伸ばした。Hランプを灯したのは、初回だ。楽天岩隈投手の外角フォークにタイミングは外れた。それでも、自慢の足を生かし、ショート内野安打。04年5月に達成した自己最長記録に並んだ。「(記録に)興味ありません。負けたら一緒」。試合に敗れたとあって、選手会長の顔に笑顔はない。悔しさが募った。

芯でとらえたのは7回裏の4打席目だった。4点を追い2死一、三塁。内角球をさばき、痛烈な打球をライト方向にはじき返した。だが、右翼の鉄平選手のファインプレーに阻まれ右飛。「捕られたねえ。くそー」。川崎選手は試合を動かす絶好機で安打を逃し、無念の表情を浮かべた。

3月31日に1番に座って以降、ヒットが出ない日がない。それでも、現状に甘んじないどん欲さが川崎選手の原動力。この日も球場を離れる際に「4回打席があったら、4回塁に出たい」と口にしたほどだ。

自己新記録がかかる18日の楽天先発は田中投手。前回4日の対決で、チームは3年ぶりに土をつけたが、強敵には変わりない。川崎選手はその試合で田中投手相手に4打数2安打1四球。イメージは脳裏に焼き付いている。ホークスの誇るヒットマンが、マー君攻略につながる一打を再び見せてくれるはずだ。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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