大隣憲司投手が8回を3安打無失点に抑える好投でサヨナラ勝利を呼び込んだ。9回から攝津正投手に交代したため2勝目はならなかったが「こういう試合ができたのは次につながると思う」と自信を深めた。
0-0のまま続く東北楽天田中投手との投げ合いにも力みはなかった。守備のリズムを意識しながらテンポよく投げ、4回まで無安打。8回2死二塁のピンチでは川崎選手の好守に助けられ、散発3安打で三塁を踏ませない内容だった。「思ったところに投げられました。今年求めている投球はできました」。最終回の交代には「まだまだ体力的にも大丈夫だったんですが」と完投への意欲ものぞかせた。
前回11日の日本ハム戦は5回4失点。高山郁夫投手コーチは前回とうって変わった投球に「息詰まる展開の中で素晴らしい投球をしてくれた。文句のつけようがない」と目を見張った。杉内投手、和田投手に続く左腕にエンジンがかかってきた。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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