ホールトン投手が、粘りの投球で3勝目を挙げた。楽天戦で今季6度目の先発。初回に2本の二塁打を浴びあっさり先制点を献上したが、その後はいつも以上の気合で相手打線を封じてみせた。6回7安打2失点。右のエースとして試合をつくり、首位追撃に貢献した。
決して絶好調と言える状態ではなかったが、気合と粘りには理由があった。前日26日。妻ケイティーさんと1歳の長女、今オフに生まれたばかりの長男らが来日。この日はケイティーさんの母親も含め愛する家族が、球場で観戦した。「家族が来てくれて心強い。勝ててハッピーだ」。勝利の喜びはいつもとは比べものにならなかった。
ただ、6回で118球を要し7回のマウンドには立てなかった。「もう1イニングいきたかったけど…。中継ぎに迷惑をかけてしまった」。愛する家族から力をもらい、次回はさらなる好投でチームの勝利に貢献してみせる。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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