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5回裏無死、左中間越えソロ本塁打を放つ多村選手 |
多村仁志選手が5号ソロで反撃の口火を切った。2点を追う5回、先頭で打席に立つとカウント2-1と追い込まれてから4球目の直球を左翼スタンドへ運んだ。「打線がみんな調子いいから、目覚めさせることができてよかった」と笑みを浮かべた。成瀬投手からは24日の千葉マリンでの対戦でも4号ソロを放ち、相性がいい。「この前も成瀬だったし、失投を見逃さずに打てました」と話した。
この日は試合前、普段は2カ所で行う打撃練習を1カ所に短縮した。「9連戦だし日程もきついので、体調に合わせてやっています。調整を任せてもらえるのでやりやすい」。これで通算149号と節目の150号に王手をかけた。「勝ちにつながる1本が打てればいいと思っています」と自らのバットでまだまだチームの連勝を伸ばしていく。