2010/05/07 (金)

夢の250発打線だ!6日、ドリーム打線プランが浮上

既に、三塁手松田宣浩選手の外野守備練習を本格化。このオプションにより、数通りのオーダー編成が可能となる。超攻撃型なら松中信彦選手とロベルト・ペタジーニ選手の両外野手が並ぶオーダーも実現する。01年にリーグ初の「30発カルテット」で打ち立てた203本塁打の球団記録更新も夢じゃない。チームは首位再浮上を目指し7日から西武3連戦。ここで勢いづけ、昨年優勝した交流戦(12日開幕)に突入する。

ファンもしびれる、夢の豪快打線だ。現在、助っ人オーティズ選手が本塁打キング独走の12発、ベテラン小久保選手も8発をマークするなど打線は絶好調。チーム本塁打数は42(6日現在)で、リーグダントツトップを走る。これに、現在2軍調整中の松中選手、ペタジーニ選手、田上秀則選手が加わる夢の「257発打線」の完成が現実味を帯びてきた。

5日までオリックス戦が行われた京セラドームでの試合前練習。三塁の松田選手が左翼の位置につき、外野守備練習を繰り返した。井出竜也外野守備走塁コーチは松田選手の外野起用について「可能性がゼロではないということ。準備だけはしておく」と説明。これにより三塁を争う松田選手と李ボム浩選手との併用が可能になるが、そればかりでない。

7日からの西武3連戦後、12日からは3連覇を狙う交流戦がスタートする。現在2軍再調整中で、交流戦からの復帰が濃厚な松中選手はDHでの起用が基本となる見込み。だがDHのない試合でも松田選手が外野を守ることでオーティズ選手が三塁、松中選手が左翼に回ることが可能となる。松中選手自身も「状況を見ながらですが、就くと思います」と、7日以降の2軍戦での外野守備に前向きな姿勢を見せた。

さらに忘れてはいけないのが、6月以降の実戦復帰が見込まれる新助っ人ペタジーニ選手の存在だ。松中選手とDHを争う形になるが、シーズン40発以上を放った実績を持つ両者がともに万全の状態なら、出場機会を失わせることはもったいないが、左翼に松中選手が入れば併用も可能だ。

また不振で2軍調整中ながら、降格後8試合で3本塁打を放っている昨季チーム本塁打王の田上選手がマスクをかぶれば超攻撃型オーダーが完成する。スタメン9人のシーズン最多アーチの合計は257本塁打。プロ通算なら1314発にもなる。“超攻撃的”オプションではあるが、秋山幸二監督はキャンプ中からオーティズ選手に三塁守備練習もやらせているだけに「夢打線」の可能性は、決して低くはない。

01年、チームは小久保選手(44本)松中選手(36本)城島選手(31本)井口選手(30本)の「30発カルテット」で、203本の球団記録を打ち立てた。圧倒的な攻撃力を前面に7年ぶりリーグ制覇へ。ファンの夢も膨らむ。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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