2010/05/08 (土)

李ボム浩選手、意地の一打を放つ

9回裏無死、チーム初安打となる左越え二塁打を放つ李ボム浩選手
9回裏無死、チーム初安打となる左越え二塁打を放つ李ボム浩選手
李ボム浩選手が意地の一打で屈辱を免れた。9回無死での第3打席。そこまで無安打投球を続けていた涌井投手が投じた6球目。真ん中に甘く入ってきた133km/hのフォークを、思いきり振り抜いた。左翼へ飛んだ鋭いライナーを左翼手の佐藤選手が懸命に追いかけジャンプ。グラブに触れなかったボールがフェンスに直撃すると、一塁ベンチは安堵(あんど)感に包まれた。

李ボム浩選手「打たなきゃいけないと思って打席に立った。いい球がコーナーをついてなかなか打てなかった。運よく失投がきた。」

6試合ぶりとなったスタメンで、チームを救った。8番DHで出場。ここまで打率は2割4分6厘と、納得のいく結果は残せていない。同じく今季韓国からロッテ入りした金泰均選手は現在打率3割2分9厘、8本塁打、34打点と絶好調。元同僚に水をあけられた格好だが「試合に出ていくコンディションは保っている」とばん回の意欲は高い。追い込まれた土壇場で放った一打をきっかけに、本来の力を発揮してみせる。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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