2010/06/11 (金)

川崎選手が背面キャッチのビッグプレー

6回表無死、スレッジ選手の打球を背面キャッチし、守備位置に戻る川崎選手
6回表無死、スレッジ選手の打球を背面キャッチし、守備位置に戻る川崎選手
川崎宗則選手が「スーパーキャッチ」を披露した。6回表。横浜スレッジ選手の中前安打になりそうなライナー性の打球を背面キャッチだ。打った瞬間、グラブが届かないと川崎選手自身、思ったという。だが、打球にラインドライブがかかったのを一瞬で判断すると、捕手方向に背を向け、グラブを頭の上に構え、捕球した。直後。右手の人さし指と中指で後頭部を指し、セカンド本多雄一選手に「目が後頭部についている」とアピールする、おちゃめなしぐさも演出した。

川崎選手「なかなかないプレー。キャンプから湯上谷コーチにノックを受け、手を出すことをしてきたからね。ボールから1度視線を切ったけれど、最後は見えていた。入ったんじゃない。とったんだよ。」

もちろん、スレッジ選手の打球方向を分析し、あらかじめ二塁ベース寄りシフトも敷いていた。さらに、選手会長として、盛り上げ役も忘れていない。1回に大乱調の先発山田大樹投手には「もう5四球くらい出していい。せっかく、初めてなのだから、緊張して、ガチガチでいい」と言葉をかけた。打撃だけでなく、走塁、守備、声出しに全力を傾ける。ビッグプレーは、その川崎選手の信条が生んだとも言える。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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