2010/07/22 (木)

SBM、2イニングずつのリレーで白星へつなぐ

今季初の「SSBBMM」が懸命の継投を見せた。攝津正投手、ファルケンボーグ投手、馬原孝浩投手の3人が昨年8月18日西武戦以来となる2イニングずつのリレー。攝津投手が同点2ランを浴びるアクシデントも乗り切って白星をつかんだ。

執念の継投は波乱から始まった。過去最速タイとなる6回からの「SBM」投入。攝津投手がまさかの1発を許した。6回2死から細川選手を四球で歩かせると、片岡選手にもフルカウント。7球目のスライダーは決して高くなかったが、うまくすくい上げられた。思わず天を仰いだ同点2ラン。4月1日の西武戦で中島選手にソロ本塁打を喫して以来、39試合ぶり今季2本目の被弾だった。

失敗を引きずらなかった。攝津投手は続く7回を3者凡退に封じてファルケンボーグ投手にバトンタッチ。完全無欠の助っ人右腕は8回1死から坂田選手に、13試合ぶりの被安打となる二塁打を許したが、後続を抑えて2イニングでゼロを並べた。4月24日のロッテ戦以来3ヶ月ぶりに回をまたいでも「何としても勝ちたい試合。覚悟はしていたよ」と平然と振り返った。

10回からは守護神が立ちはだかった。2イニングで許したのは10回2死からのフェルナンデス選手のポテン安打だけ。「最高の形で終われた」。4勝目にふさわしい結果を残し、サヨナラ勝ちの歓喜の輪に加わった。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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